雪中キャンプイン岩手
「北の国から(でも富良野ではないわけで…)キャンプ」
その4


『プロジェクトX ソリ滑走路に挑んだ男たち』


その日、みんなは
ソリジャンプ大会をするべく
牧場へ向かった。
しかし、
まったく踏みならされていない大地は
ソリの滑走を
阻み、スピードは
まったく出ない。

倉本は言った。
「コースを作ろう。」

そして、いつ終わるとも知れない
2人の戦い(と1人の写真撮影)が
始まった。
(「地上の星」フェードイン)



ただ踏みならしただけでは
スピードが出ないし
艇の安定感もない。
方向も定まらない。

ジャンプ台にさえ届かない…

倉本「ボブスレーみたいなコースを作ればいいんだよ!」
岩手県人「じゃあお前作れよ」
倉本「えー!?ひとりで?んな薄情な」

しかし、コースなしではジャンプ大会はままならない。
男は腹を決めた。

倉本「よし、石松作ろう!」



メガネの男であった。


「ソリ1艇が
ギリギリ入るくらいの幅で作れば、
艇は安定するし、
艇が安定すれば
スピードが
出るのではないか。」

2人は時間がたつのも
忘れコース作りと
試験滑走を繰り返した。

…が、結果はなかなか
うまくはいかなかった。


コースはなかなか安定しない。
そのためスピードが乗らない。

2人はコースの壁の固めなおし作業を
繰り返した。

そしてついにコースを作り上げた。
しかし、スピードが出ないという
欠点が残った…


石松
「こういう角度で来るんだから
こういうコーナリングで…」

もはや、靴の意味が
なくなるほど
靴はびしょぬれだった。

スピードは
スタート地点に急坂を作り
スタートダッシュを
つけることで克服。


そして滑った。


「わーい、これすごい!」
「よく作ったね」

とは言ってもらえたものの
みんなの興味は
他のことに移っていて
最後に
滑っていたのは
倉本と石松だけだった。

(「ヘッドライト・テールライト」
フェードイン)

倉本「僕らの役目は終わったな。」

誰かが石松に言った。
「もっと完璧なの作れそうだよね。」

石松は言った。
「あと1日ください」


「いや、もう帰るし。」


プロジェクトX おわり


あとちょっと





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